

Heilen ~Wald~と~Himmel~に続くシリーズ第3弾。「海」をテーマに制作しました。
このタイトルではこれが最後です。
打ち込みオーケストラで紡ぐファンタジー世界の物語を、どうぞお聴きください。
BOOTHにて頒布予定です。
曲リスト
- 海へ ~ zum Meer ~
- 水の世界 ~ Wasserwelt ~
- 泡沫 ~ Schaum ~
- 予兆 ~ Omen Nerauflage ~
- Heilen
試聴動画(Coming soon !!)
Compose & Arrange : Shunka-h
Illustrator : 柊 まも
( Web / X(Twitter) )
1. 海へ ~ zum Meer ~
浜辺で出会った彼女を乗せて海上を飛び、とある洞窟に辿り着いた。
「ここから海底へ向かいましょう」
彼女はそう言って、大きな泡を作ってボクたちをすっぽり覆った。
「大丈夫、勇気を出して。きっと素晴らしい世界に出会えるから」
翼をたたんで、深呼吸をして、そして飛び込んだ。
真っ暗闇を進み、進み、そして開けた。
そこは、息をのむほどの、美しい海の世界が広がっていた。
2.水の世界 ~ Wasserwelt ~
この世界は不思議だ。海の底なのに息ができる空間があるなんて!
彼女はボクから降りて、あるヒトを紹介した。そのヒトの足?は魚のヒレだった。
マーメイド族という種の、名はニクセといった。
「水の世界へようこそ!」
色とりどりの魚たちやイルカたちが、ボクを歓迎してくれた。
3.泡沫 ~ Schaum ~
泡が奏でる癒やしの音。
ゆったりとした時間。
ボクが乗せていた彼女の名はイスカ。セイレーン族という種なんだって。
そんな話をしながら、ボクはふわふわと浮かぶ泡沫をぼんやりと眺めていた。
こんな平和な時間が、いつまでも続くといいのにな。
4.予兆 ~ Omen Nerauflage ~
魚たちがざわつき始めた。ニクセが様子を見に行ってしまった。
何かが起きようとしている。ボクの心もざわついている。
「これは……」とイスカは話そうとしたが、首を横に振った。
「これから起きようとしている事は、あなたの運命を大きく変えるでしょう」
この時ボクはよくわからなかったけど、やがて『それ』は起こったのであった。
2018年秋のデビューアルバム「Omen」をリメイクしました。
5.Heilen
森を旅して出会ったヒトや自然、
浜辺で過ごしたイスカとの時間。
どちらもボクにとってかけがえのないものとなった。
そしてこれからも、ボクの旅は続く。
Heilen ~Wald~、~Himmel~の曲を散りばめた、今シリーズの集大成。